2011-12-06

百害の源


政治家ほど潔さと無縁の者達はいないな。彼らは口を開けば大そうなことばかりを述べるが、その実中身は空っぽで自分の言ったことに対して一切の責任を取らない。政治家は他人には責任を取らせるが自分は取らないという最も質の悪い生物だ。そんなヤツらが国の政治を行ったとて、一体誰が信じようか?昨今話題となっている防衛大臣や局長に至ってもそうだ。彼らは『失言』したのではない。『本音』を語っただけだ。そりゃ、本音から突っ込めば沖縄の住民も怒ることは分かり切っている。今の政治家はそんなことも分からずに放言を繰り返すのだから阿呆以外の何ものでもない。しかし何度同じようなことを繰り返すのだろう。放言をする→騒ぎになる→辞めろと言われる→辞めないと言う→首相も『辞めなくていいよ』と言う→野党が怒って問責決議→結局辞める→また誰かが放言をする、大体こんな流れでもう飽きた。与党も与党だし野党も野党だ。みな同じ穴の狢だし、そろって大馬鹿者どもだ。いまはそれどころではないはずだ。どうも世界全体が暗い方向へと向かってゆくような感じがしてならない。杞憂ならばそれで良い。だが、政治乱れるとき国乱れる。古来変わらぬことだろう。
日本はなんとかしてこの方向性から抜け出し、未来に向けての一手を打ちたいものだ。残念ながらその緊迫した想いに一番欠けているのは当の政治家どもなのだ。

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