2011-09-29

波風


こちらが何もしなくても波風は立つもので、今日はそんな一日だった。

工程的な都合により現場は休みとなり自宅で内業をしていたのだが、外で何やら話し声がする。気分転換もかねて覗きに行ってみると、自宅の境界杭を二人組のおっさんが測量していた。『なんで測量しとるん?』と聞けば、畑を挟んだ隣の土地が売りに出ていて、それを管理している不動産屋から依頼を受けて測量していると言う。
その時はただそれだけのことで終わった。何ら問題など無かった。
しかし夕方、Jackieの散歩に出ようと堤防側へ降りると何やら様子がおかしい。よく見ると堤防に面した側の境界杭の回りが掘り返され大穴があいている。おまけにすぐその横に植えてあった柿の木の苗木は無惨にも折られていた。ヤツらめ!
測量屋が我が家の境界杭を測量したかったのは分かるが、なぜ一声掛けなかったのか?僕は自宅に居たので立ち会えば何ら問題は無かったはずだ。気になったので堤防に沿って境界杭を追ってゆくと、どの境界杭も深く土に埋もれていたので大穴があけられ、そのまま放ったらかしになっている。同じく堤防沿いにある喫茶店のおばさんに聞いてみるとやはり同じく掘り返され、杭の近くにあったレモングラスはすべて刈り払われてしまったとのこと。そのあまりに無法な所行にむかっ腹が立って、速攻地主に苦情を入れ、測量屋を謝罪に来させよと伝えておいた。地主には恨みは無いので管理する不動産屋に厳しく抗議するよう言ったのが功を奏してか、今日の測量屋から詫びの電話があり、明日現場の確認と謝罪に訪れたい旨連絡があったが、話を聞いていても反省しているようには感じられなかったので電話口でさらに問いただしてやった。
明日たとえ謝罪に来ても、3年かけて育てた苗木が元に戻るわけも無く、この分だけは実費で補償させるつもり。
ああなんて無神経で愚かな連中だろう。ちょっと気を使えば万事うまく行くようなことなのに、その辺りの心遣いがまるで無い。
これじゃあダメだよね。

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