2011-09-21

台風去りて


台風がすぐ南を通過していったので相当の警戒をしていたが、幸いなことに雨は昨日に比べ格段に少なく、心配していた強風も台風一過後の吹き戻しの方が強いくらいで拍子抜けするほどだった。今朝は早朝から畑の台風養生に専念し、前回の台風の被害も考慮して出来うる限りの対策を講じたが、結果的にはそこまでする必要は無かったことになる。しかし、こんなことを言ってられるうちがいいんだよね。他の地方ではかなりの被害を受けた所もあり、この周辺が大きな被害無く済んだことは単に幸運だったということだ。日頃から今回のような警戒態勢を取ることが将来的な被害を防ぐことにも繋がるだろう。備えあれば・・だ。

台風15号接近に際しての学校の対応は実に拙く、確実に暴風警報が発令されると分かっていながら現在は出ていないと言うことで、小学校・幼稚園とも通常の登校となったが、すぐに緊急メールの配信が来て『警報が発令されたので11時45分に下校する』とあった。そんなことは分かり切ったことなので始めっから休校にすれば良いものを、まったくこの判断は誰が下しているのだろう。家庭によってはすぐに迎えにいけぬ人も居るはずだ。その辺りの配慮も無く杓子定規に警報の発令の有無だけで判断するとは如何にも公務員的で反吐が出る。リスク回避の点から見れば、警報が発令されてからでは台風の進度から考えて手遅れだ。親が迎えに来れない児童らは危険に身を曝しての下校となる。
まったく児童の身の安全第一ではなく、実態にそぐわない決めごとを第一としているところに呆れ以上に憤りを感じる。

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