娘達のうわぐつを洗うのは僕に課された仕事だ。もう4年間洗っているが、3女の分まで考えるとあと18年!近く洗い続けなければならないことになる。
夜、娘達が出た後の風呂場でゴシゴシとうわぐつを洗いながら思う、『長女の足も大きくなったなあ〜』と。
小学校の床はよほど汚いらしく、毎週末真っ黒になったうわぐつを持って帰って来る。いくらブラシでこすってもちっともきれいにならないが、僕はせっせとこすり続ける。僅か数年前はこれの半分くらいしかなかったよな・・などと物思いに耽りつつゴシゴシと続ける。
長女は小学校に入り、グンッと大きくなった。
次女は妹が産まれたことにより一時的に赤ちゃん返りをして僕達を困らせたが、今はお姉ちゃんとしての自覚を持ち様々なことを手伝ってくれている。
三女はニッタリと笑って周囲をとろけさせ、ご機嫌の時は笑い声も発するようになった。
娘達の成長に圧倒され、自分自身の成長を気にする暇もなかったが、どのみちオレなんて成長なぞしとらんよ。
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