2011-01-20

大寒


寒気の南下に伴う猛烈な風が今日も現場を吹き抜ける。『今日が一番寒い日だろう』と、ここ最近毎日そう思うが、ところがどっこい暖かくなるだろうとの期待は見事に裏切られ、どんどん寒くなるような気さえする。暦通りと言えばそれまでだが、もうちょっと寒気には手加減してもらいたいな。じゃないと凍えちゃうよ。

相変わらず中国という国は、少しでも政府に都合の悪い報道は遮断して人民をコントロールしてるんだね。これじゃあ人民は政府に飼われているのと同じこと。いまは経済も勢いがよく、人民の多くも不満を言う前に金儲けに走っているから上手くいっているように見えるが、チュニジアのようにひとたび何かのきっかけで人民に火がつけば、その人口の膨大さも相まって世界的大混乱に陥るのは必至。経済的繁栄がそう長くは続かないということは、我々日本人もよく分かっていることだ。
中国バブルがいつ弾けるかは予想し難いが、弾ける日が来るのは間違いなく、それに伴う混沌の波を我々は巧くやり過ごさねばならない。おそらく今の中国政府がその混乱を今のままの体制で乗り切れるとは考えにくい。13億を越える人民のそれぞれが意見を持ち、それを政府が統制できなければ大国と言えども一夜にして吹っ飛ぶだろう。
我々はその日に備えねばならない。大地震に備えるように。

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