2008-08-21

必然と偶然


何かの事故に遭い命を落とすことが偶然なのか?それとも生きていること自体が偶然なのか?いや、偶然など無くすべては必然であるとするなら、それをどう受け止めればよいか・・?
今朝の通勤途中のこと、いつものように堤防を走っていると左手前方に堤防下の側道からこちらに向かって堤防道路に上がろうとする車が確認できた。僕の車が接近中なのでそのタイミングでは堤防道路に出てこないだろう、でも怪しいな・・と思っていると、こちらを見もせずに飛び出してきた!とっさに右に回避し衝突は避けられたが、このとき右車線に対向車がいたら僕は逃げ場が無く確実に飛び出してきた車と正面衝突をしていただろう。普段は80km/hほどで走行しているところをちょっと警戒して減速していたとはいえ70km/hほどは出ていたはずで、ぶつかっていたら命を落としていたか、助かっても相当の重症を負っていたことだろう・・。
すべては一瞬で決まる。
その一瞬に左右される生命のなんと脆弱なことか。
偶然など無く、あらゆる事象は必然であるとするなら、何をもって僕は生かされたのか?どうして事故を避けることができたのか?
己の知らぬところですべては決まり、怒涛のごとく流れてゆく。我々は為す術も無くただ翻弄されるだけの存在なのだろうか?必然という受け入れがたい現実をあるがままに受け入れられるほど、僕はまだ強くはない・・

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