2013-04-30

ニワトリはレタス好きだった















頑丈なニワトリ小屋と、そこそこ丈夫に作ってあるニワトリ運動場だが、ニワトリ達が隙をついて逃げ出すことはたまにある。大抵の場合、産んだ卵を採りに行って両手が塞がっているものだから足でフェンスを閉めようとする時など、完全に閉めれなかったりもたついていたりすると、その隙間を何事も無かったようにするするっと抜け出てってしまうのだ。これが僕の場合だったら電光石火の早業でひっ捕らえてケージの中に放り込むのだが、娘達に卵の採卵を頼んだ場合などは完全にニワトリ達に振り回されて、なかなか捕まえることが出来ない。ただでさえ貪欲なニワトリ達は『何か美味いものはないか?』と庭中を物色してまわり、そして見つけたのが『レタス』だった。我が庭には現在数種類のレタスが大きく生長し食べ頃だが、このレタスもニワトリ達の襲撃を受けたら一瞬のうちにバラバラにされて無惨な姿となってしまう。一度食べて味をしめたもんだから逃げ出すと真っ先にレタスへ突進し、猛烈な勢いでつつき始める。キャベツやブロッコリーの葉をヒヨドリやムクドリといった野鳥が好みニワトリ達も同じくよく食べるが、いままで野鳥類にレタスを食べられたことはない。なのでニワトリ達がそこまでレタス好きということは驚きだ。
これから気温が上がるにつれレタスの生長も早まり、食べきることができなくなる。そんな余剰分を有効活用できるのがいいね。
ニワトリを飼うようになってさらに食物の無駄が無くなった。本来的な生産効率とは大量に生産するのではなくこういうことを言うはずだと、日々の生活を通して実感している。

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