2013-04-21

移動式ケージ















明け方に雨は上がったものの、終日強烈な風が吹き付け大荒れの天気に。ようやくやわらかな新芽を出し枝を伸ばし始めた木々も右に左にと大きく翻弄され、その悲鳴が聞こえて来るようだ。それにしてもこれほど風が強い春は記憶に無いな。もっとも今は庭や畑を持ち、風の影響を受けるものを多く育てているので余計気になるんだろうけど。
陽が差し始めた午後からは、ニワトリ達を簡単に移動できるように軽量化したケージを組み立てさっそく運用する。材料は水道用の塩ビパイプと防獣ネット。塩ビパイプは廃棄するものをもらって来たし、防獣ネットはヌートリア対策のために持っていたので、購入したのは塩ビパイプを繋ぐ継ぎ手とネットを固定する結束バンドだけ。1000円ほどで出来ました。
なぜこれを作ったのかと言うと、庭の芝生に生える雑草類、特に厄介なカタバミ類をニワトリ達に食べてもらうために簡単に移動できるものが必要だったのだ。これから雨が多くなってくると芝生に打ち勝つ様にカタバミ類が蔓延り、これも地下茎で繁殖するため容易に除去できない。ところがニワトリ達はこのカタバミが好きらしく、盛んに地面をつつきあっという間に葉を食べ尽くしてしまうと、今度はご先祖の恐竜譲りのかぎ爪で地面を引っ掻き地下茎を掘り起こして食べてしまう。なんていい子達なんだろう!
ただし注意せねばならんのは、ちゃんと見ていないとどんどん地面を掘り進んで不毛の地にしてしまうので、一定の間隔でケージを動かさねばならない。そうやって運用すれば芝生の草取りの手間が省けるというもの。ニワトリ様々だね。

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