2013-01-16

一家総出















仕事を終え帰ろうとしていると妻から電話がかかって来た。それによれば長女が熱を出しているという。『来たか・・』と思いながら帰宅すると、長女は意外と元気そうだ。そこで『熱なん度やったん?』と問えば『38.1度』だという。『なんやそれやったらインフルエンザじゃないだろう』と言えば妻は『でも学校からは熱が出たらすぐに病院へ行くように言われとるし、私達も全員調べた方がいい』と言い出す。しかし高熱が出ていないときに検査しても陽性反応が出ないことは知られているので『いま検査しても何も出んと思う』と言ってもダメだ。頑として聞かない。『もし私がインフルエンザに罹っていて生徒と接したら申し訳ない』と言うのも理由で、確かにそうでもあるしいいかげんうるさいので家族総出で病院へ行くことに。もちろんずいぶん待たされてからぞろぞろと診察室に入り、順番に診てもらう。妻と長女はインフルエンザを検査し、僕と次女・三女はどうみてもただの風邪なので喉を診たり、触診するにとどまった。結局妻も長女もインフルエンザはネガティブで感染していなかった。加えて今日もっと早い時間に診察に来た長女の同級生は『プール熱』なるものに感染していたので、それについても調べたがこれもネガティブ。とどのつまりは全員ただの風邪だった。
人数が人数だけに処方箋をもらったり、薬を処方されたり、清算するのにずいぶん時間がかかり、結局帰宅したのは20時過ぎ。三女は空腹のあまりすこぶるご機嫌斜めで、長女・次女もうんざりして疲れている様子。当然病院行きに反対した僕は5千円近くも払って特に必要でもない薬をもらっただけなので、妻を相当叱りつけたった。
でもまあ、最終的に病院へ行くことを同意したのは僕自身なので折れた自分が悪かった。
いくら子供達のためとは言え、今日のような曖昧な病院通いは皆に悪い。二度としない。

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