2012-10-02

心の扉


心の扉を開くことが出来るのは誰でもない自分だということを、苦しんでいる多くの人は知っている。しかしその扉を開き一歩踏み出すことの難しさは想像以上で、ここで躊躇してしまうが故に閉じこもってしまう人が多いようだ。
そんなことを、久しぶりに電話をかけて来てくれた友人と延々2時間近くも話していた。
こんなに長電話することは僕にとっては極めて稀で、同期の友人達のことや近況などを話していた時に自然と『心の病』のほうに話題が移っていったのだ。その友人も時々『心の闇』に呑み込まれてしまう時があるようで、そんな時は何をやっても言っても聞いてもすべてをマイナスに捉えてしまい『どうしようもないのだ』と言う。そんなとき夫や友人達はいろいろとアドバイスをくれるが、『そんな小さいことを気にしないで・・』というその『小さいこと』が闇の中にいる自分にとってはとてつもなく大きいことで、ゆえになかなか一歩を踏み出せないらしい。

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