2011-08-07

思わぬ影響


この週末、近くのホームセンターで大売り出しをやっていた。この機会に必要なものを買いそろえ、冬野菜用の堆肥も追加で用意しておこうと、いつもの堆肥を探すが見つからない。『おかしいな・・』と売り場をうろついていると、小さな張り紙に気がついた。『東北・関東17都県で生産された堆肥等はすべて撤去しました』とある。ということは・・と、家に在庫してある堆肥を見ると、宮城・栃木・千葉といずれもこの出荷制限区域から生産されたものだ。しかも生産月日を見ると5月とあり原発事故後のもの。いやはや、こんなところで原発事故が自分に影響して来るとは思いもしなかった。
さて、この堆肥をどうしたらよいか・・ここが難しい。堆肥は発酵期間が必要なので堆肥の材料自体は原発事故前のものだと思う。しかし千葉産の鶏糞なら鶏舎の中で採取されるのでおそらくは放射線の影響が無いだろうが、バーク堆肥などとなると外に置かれている例が多いので放射線を含んだ雨を受けてしまったかも知れない。こんなときガイガーカウンターがあればすぐに測定できていいが、いかんせん調べてみたら何万もして高額だ。レンタルもあるが1日借りるだけでも何千円もするので、それならば汚染の可能性のある堆肥は捨ててしまった方が断然安く済む。しかし、そういう対応はちょっと過剰反応のような気もするし、かといって口に入れる野菜類にこの堆肥を使うのは余計抵抗感がある。
悩んでいるのもばからしいので直接生産者に電話して『どうなの?』と聞いてみようかな。
汚染された稲藁の問題もそうだけど、かなり深刻だよ原発事故の影響は・・

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