2013-07-23

西へ















標高約500mの現場も今日は暑かった。ギラギラ照りつける太陽のもと露出した手や顔は真っ赤に日焼けし、恥ずかしい線が出来てしまった。ま、これは毎年のことだけどね。
今日の富士山は朝方一時だけ雲が晴れ、朝日に照らされる山頂がくっきりと見えた。僕はその山容を見上げながら『頂上では登頂待ちの渋滞が起きとるんやろな・・』などと考えつつも、逆に山頂から見下ろす風景もさぞかし良いものだろうと想像する。
現場の西の空に立ちふさがるように聳える富士に湿った空気が当たり、それが上昇気流を生んで雨雲が猛烈な勢いで成長している。富士ばかりではない、箱根方面からも雨雲が押し寄せ、にわかに雨が降り出した。御殿場の天気はめまぐるしく変わる。幸い雨は短時間で止み、やるべきことをやりきることが出来た。現場を去ると新東名に乗りひたすら西へと突っ走る。名古屋までは約3時間の道程だ。まだあと何回もこの往復を繰り返さねばならないが、富士のもとに行くのは悪くない。あの山容は何度見ても惚れる。そして現場周辺の用水路を勢いよく流れる澄んだ富士の伏流水など、様々なところで富士の偉大さを思わずにはいられない。ただ、昨今の富士山人気でホテルの予約がとれないのが困りものだけどね。

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