2012-03-23
ラミネーターその後
そう言えば書くのを忘れていたが、以前ネットで購入したラミネーターが不良品だった件について製造元のオーム電機より、その商品についての『お詫び』と詳細な報告が送られて来た。そのメールによれば僕が返品したラミネーターを調べた所、確かに上下カバーを固定するネジは無く、しかも一度締められた後に抜き取られていること、製品自体を分解チェックした所使用したラミネーターフィルムの切れ端が中に残っていたことなどから、間違いなく一度使用されたものと確認された。しかしオーム電機の国内流通経路では新品のものしか扱っていないため、一度使用されたものや返品されたものが混入することは考えられず、可能性としてオーム電機が製造委託している中国の工場に於いて何らかのミスがあったことが考えられるという。製品自体は中国の工場で全量検査されているため、僕が買った商品はその検査をかいくぐって国内に入って来たことになるが、オーム電機によるとあくまでも推測でしかないが中国の工場での全量検査に不良として引っ掛かり一度は抜き取られたものの(残っていたラミネーターフィルムは製品状態を確かめるために使われた)、その後人的ミスで再び合格品として扱われ出荷されてしまったのでは?という。オーム電機の品質管理部門では今回の件を重く受け止めて、事の詳細を中国の工場に伝え、さらに社員を派遣して製品の品質管理をもう一度見直す対策をとるという。その文面からは真摯さが伝わり、口だけではなく実際に行動するという意思が感じられた。不良品の代わりに送られて来た代替品も品質部門で開封し、一度通電した後実際にラミネートテストをしてから出荷するという徹底ぶりで、不具合後の対応としてはよかったと思う。
どんなに気をつけていても不良品は必ず出る。問題は不良品が出た時にどう対応するかだ。すべてはそこにかかっている。
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