2012-03-11

復興の道、未だ遠く


あれから一年、言いたきことはあるし、やらねばならぬことも山とある。しかし今日はただただ黙祷す。

何度見ても、どれだけ経ってもあの光景は信じ難い。被災された方々の痛みはどれほどのものだろうか・・想像だにできぬ。

暖かな日差しが降り注いだ今日、僕はいつもと変わらず娘達を連れちょっと長めの散歩をし、そして村の辻にあるお地蔵さんに三人して手を合わせる。
午後、娘達が砂まみれになりながら庭の砂場に大穴を掘っている頃、黙祷を告げるサイレンが町内に鳴り響いた。僕は作業していた手を止め、砂場に行き娘達とともに黙祷を捧げた。
子供達は今回の震災を、大人が思っているよりも深く、敏感に感じているようだった・・

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