2012-03-21

青と白


毎朝、Jackieを連れて家の前を流れる川の堤防を散歩する。川にはこの季節多くの鷺が舞い降り、水面をじっと見つめては『バシュッ!』と素早く小魚を捕まえ、その技のキレには惚れ惚れする。水面を激しく揺らしながら潜水し、小魚を大量に丸呑みしてしまう鵜に比べると鷺は要領が悪いようにも見えるが、その立ち振る舞いは至って上品な感じがして僕は好きだな。そんな鷺達にもいろいろ種類がいて、シラサギだけでも大サギ・中サギ・小サギといったような分け方をすることも出来る。そんな鷺達についてちょっと不思議に思っていることがある。それはほぼ毎朝見かける光景だが、大サギクラスのシラサギとアオサギがいつも決まって付かず離れずの距離感を持ってペアでいるのだ。始めは偶然かと思っていたが、時間が経ってもその様子に変わりは無く必ずと言ってよいほどその2羽は一緒にいるのだ。自然界で果たしてそういう事例があるのかどうか知らないが、鷺も異種間でつがいになるのだろうか?それとも単に縄張り争いの関係でお互いに牽制し合っているだけなのかも?
いすれにせよちょっと奇妙なこの光景がいつまで続くか見守って行こうと思う。

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