2011-10-22

Facebookの使い方、番外編


先日、ドイツを旅行中の義母が大変な目にあった。と言うのもドイツから離れイギリスへと向かうその日、早めにフランクフルト空港に到着した義母がチェックインをしようと航空会社のカウンターに向かうと、バックの中にあるはずのポーチが無い。中にはパスポートをはじめ現金などが入っていたが、いくら探しても出て来ない。『盗られたかも・・』とにかくパスポートが無いと飛行機に乗ることが出来ない。すぐに現地のアメリカ大使館に連絡するも役立たずでどうにもならず、幸いパスポートのコピーを持っていたためそれを元にして大使館が3ヶ月間有効の臨時パスポートをなんとか発給してくれ出国することが出来たのだ。しかし当初予約していた飛行機には乗り遅れ、高いお金を払っての出国となったようだ。
それからしばらくしてシアトルに帰った義母から連絡があった。無くなったポーチが出て来たというのだ。それもどうやら『盗られた』のではなく『落としていた』らしい。それが分かったのはなんとFacebookからで、ドイツの警察が義母の名前をFacebookで検索して連絡して来たというのだ。どこに落ちていたのかは知らないが、拾得物として現地の警察署に届けられ、中身はそのままだったという。もちろん落としたなんて考えもしなかった義母は警察に問い合わせなどをしなかったので、知る術も無かったというわけ。それにしても中身がそのままだったなんて、ドイツ人と日本人の気質が似ていると言われる所以はそんな所からも来ているのかもね。
いやはや、Facebookで検索して連絡してくるなんて、ドイツの警察当局もなかなかやりますわい。

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