朝方はザザ降りの雨だったのに、昼頃には一転陽が射して爽やかな陽気に。それが夕方になると肌寒さを感じるほど気温が下がり始め、まったくコロコロと変わる妙なお天気だ。
今回ふたたびどっと雨が降ってくれたおかげでカラカラに乾いていた畑もずいぶん潤い、野菜達も嬉しそうだ。タマネギとニンニクはそろそろ収穫時期を迎え、エンドウが終わる頃そら豆が収穫され始めた。ことしはひときわそら豆が豊作で、ちょっと出来過ぎと思うくらいサヤがたわわに実っている。香りのよいそら豆ご飯もいいし、そのまま生で塩をつけて食べてもよいスナックになる。
こうやって自分で育てたものを食せる喜びは大したもので、生きる糧とはまさにこのことを言うと思う。東北大震災や原発事故によりその地を追われることになった人々の苦しみは如何ばかりだろう。丹精こめて耕して来た畑を突然奪われ、生きる糧を失った人々に何を頑張れと言うのだろう。
震災や津波、原発事故が奪ったものは、人々が長年かかって培って来たそれぞれの生き様そのものだった。それはお金では決して購えないものなのだ・・
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