2010-09-22

十五夜


夕食を済ませた頃、激しい雷雨に襲われ落雷数知れず、娘達があまりの雷鳴に『Daddy、怖いよう』と怯え始めるのと同時に電気が落ち、暗闇に包まれた。停電なんて何年ぶりのことだろう。もちろん娘達には初めての経験で闇が一層恐怖心を煽り、半べそ状態になってしまった。
停電で暗いのは大した問題ではないが、いかんせん我が家は井戸水をポンプで汲み上げて使用しているので、電気が切れると水が出ないのだ。さあ、困ったぞ・・と思案していると、突然辺りが明るくなり電気が戻ったようだ。

雷雨が一段落したあと庭に出て空を見上げる。先ほどまでの雨の影響で空は一面雲に覆われ、月は時折雲間から姿を見せる程度で、とても『月を愛でる』までにはいかないが、それもあの激しき雷雨の後ならば致し方のないことだろうね。

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