2010-09-19
信州へ
心配した渋滞にも巻き込まれず順調に中央道を北上し、長野道・上信越道を経て長野市に至る。ここまで家を出てから約4時間。この間運転はすべて妻がして、僕は隣で楽ちんさせてもらった。なんたって妻はアメリカ人ゆえ長時間のドライブにはめっぽう強く『最低2時間はノンストップで走らねばいかん!』と言って、寄り道を厳しく制限するのだ。だいたい1時間ごとにサービスエリアに寄ろうとする僕の運転は歯がゆいらしくてハンドルを取られた次第。まあ、その言葉通り平均時速120kmでぶっ飛ばして長野市に着いてもまったく疲れを見せず、さすが自慢するだけのことはあると感心するなり。確かに以前アメリカ・カナダを走り回った時もほとんど妻が運転して、そのタフさには驚かされたものだ。アメリカ大陸を2回も車で横断したことのある妻にとって数時間のドライブなんて屁でもないのだろうよ。
さて、高速を降りてからは温泉ザルで有名な地獄谷へ向かう。駐車場に車を止めて30分ほど森の中を歩くと、いきなり猿の群れが現れてほんと手が届きそうな距離を人を恐れることなく堂々と歩いてゆく。まるでウチの猫が足下に身体をすり寄せるのと同じように、猿が足の間をすり抜けてゆく。そこかしこに子猿がはしゃぎ回っており、思わずつまずきそうになるほどだ。
野猿公園のあとは今夜の宿泊地である斑尾高原に向かう。急な坂道を上りきるとそこがキャンプ場で、予約していたロッジに入り一日の疲れを癒す。北西には妙高山の偉容が聳え、気温は20℃にも届かずかなり涼しい。満天の星空を期待したがあいにく雲が張り出して僅かに月が透けて見えるくらいだ。
また明日、ロングドライブを楽しむとしよう。
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