2009-12-19

特別な日


雪はいいものだ。

朝、妻からの電話で起こされ部屋の気温を見ると4℃。とても布団から出る気はせず、外の様子だけ探ると急いで布団に潜り込んでそのまま話す。子供達に雪が降ったことを伝えると『ええっ!』と言って驚き、雪で遊びたそうだった。と言うのも妻によるとシアトルはずっと雨で、外に出て遊べないらしい。ちょうど冬の日本海側と同じような天候だが、雪はあまり降らずほぼ毎日が雨という。子供達にはちょっと残念なタイミングでの降雪だったが、まあもう一度くらいは降るだろう。そのときは思いっきり遊んであげようと思う。

さて、外に出ると積雪は思ったよりあって約15cmほど。見渡す限り真っ白な風景が広がり、清浄な感じを受ける。庭に出て雪を踏みしめると『ギュッ』とよく締まる湿った雪だ。なんとなく雪玉を転がしてみると、みるみる大きくなってゆく。興に乗ってどんどん転がし、もひとつ転がして何年振りかで雪だるまを作ってみた。子供達が留守というのにひとりで雪だるまを作るなんて、なんか大人気ないが楽しかったからいいだろう。やっぱ、雪の日は台風の日と同じで、なんかワクワクする特別な日だよね。

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