2008-09-06

天敵現る


朝方だいぶ勢いの衰えて来たキュウリを収穫していると、妻が『このMapleまたうどん粉病が出たみたい』と言う。見に行くと血汐モミジの葉に確かにうどん粉病が発生している。梅雨時にも一時発生し、牛乳のうすめ液をかけたり、砂糖水をかけたりしてなんとか治まり、その後は夏の酷暑で死に絶えたと思っていた。それが最近の異常な湿気と梅雨時以上の降雨によって再び活性化し、復活してしまったようだ。やれやれ・・とモミジ葉の状態をチェックしていると、葉陰に鮮やかな黄緑色が目についた。まさか・・と周りをよく観察して思わず飛びずさってしまった。なんとそこここの葉裏に悪魔の使いが隠れているやんか!いそいで家に入り割り箸と空き瓶を取って来て、この獰猛なオコゼ虫(子供の頃はオコジョと呼んでいた)を捕えては瓶に監禁してゆく。何度も何度も見る角度を変えたりして一匹も洩らさぬように駆除したつもりではいるが、おそらくまだ数匹は潜んでいるだろうな・・。ちょうどモミジがある場所が砂遊び場の近くでもあり、しかも今日は妻の英会話クラスのある日でもあったので特に注意してチェックをし、妻にはオコゼ虫を見せながらしばらくの間は子供たちをモミジに近づけないように念を押しておいた。それにしても捕えたオコゼ虫は10匹近くに及び、もう少しその存在に気づくのが遅かったら誰かが確実にあの恐ろしい角の餌食になっていただろう。子供の頃は柿畑や実家の珊瑚樹の垣根でよく刺されたものだが、あのやめる(方言か?)痛みはムカデ、ハチとともに3大虫さされに指定されているほどだ。とにかく今回は一撃を受けること無く済んだが、ヤツらは僕が不注意に葉陰などに手を入れるのを虎視眈々と狙っておるに違いない。まあ僕はいいとしても娘らが餌食にならぬようくれぐれも用心したい。

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