2007-12-20

キラキラひかる


Jackieの散歩は朝は6時過ぎ、夜は10時過ぎに行っているので今の季節どちらも暗闇の中だ。それでも朝は明けの明星、夜はきらめく星々が見上げるこちらを楽しませてくれる。ウチの近所は街灯やネオンサインが多く、漆黒の闇とは程遠い明るい環境だがそれでも主立った星達を見ることができるし、そのきらめきもじっと目を凝らしていれば感じることができる。よく見ると星達はみなが違った色の光を放ち、赤く、淡く、青く、白く、その時々で多様に変化し色を変え、きらめいているように見える。その光は一体いつ発せられたものだろうか?何百、何万光年彼方の星の光なれば、いま自分が見ている星のきらめきはひょっとするとその星の最後の輝きだったのかも知れない。星の光はこんなにも輝いて見えるのにその光源である星そのものがもはや存在しない可能性があるなんて・・子供の頃その話を聞いたとき信じがたい思いがした。今でも理屈では理解できるが、きらめく星を見上げるとやはり不思議な気がして信じにくいのだ。
家から強力な懐中電灯を持ち出し、星に向かってカチカチと点灯を繰り返していた頃が懐かしい。そのとき僕が送った弱い弱い光はどこかの星に届いたのだろうか?

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