2007-04-20

帰国


妻と子供たちが無事帰国した。乗っている飛行機の着陸を見たのは今回が始めてだったが、あまり気分の良いものではないな。これからは見ないことにしよう。久しぶりに会う子供たちは僕にとってはずいぶん変わったように感じた。上の子は毎度のことで到着ゲートから出て来ても目を合わせようとしない。それでいて全身で僕のことを意識しているのが感じられるので、いじらしくてたまらない瞬間でもある。下の子はよほどあちらの栄養条件が良かった(母体経由で)せいかひと回り大きくなり、自分でおすわりをして遊べるようにまでなっていた。僅かひと月といえども子供の成長は驚くべきものだな。渡米前は日本語を多く話していた上の子も今はほぼ英語しか話さなくなり、しかも僕の知らない表現を使ってあーだこーだ言っている。なにを言っているのか妻は完璧に理解できるのに、僕には聞き取れないのだ。悔しいような、悲しいような、感心するような、複雑な気持ちだ。でも、そのうちまた日本語に染まっていくんだろうな、そして再び渡米して英語に染まる。そんなことを繰り返していたら一体どうなるのかは分からないが、まあ、なるようにしかならんだろう。
上の子は時差の関係でこの時間でもぱっちり起きて隣の部屋を破壊している・・妻と下の子はとっくにダウンしているというのにだ!穏やかな日々などどっかに消し飛び、再び10倍速的日常が始まったのだ。

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