2007-04-15

遭遇


先日のタヌキに続き、今日も珍しいヤツと出会うことができた。平野を一望できる山の手の道をカメラをぶら下げて歩いていると、そいつは民家の庭先からひょこひょこと現れたのだ。今回も始めはよく太った猫だな・・と思ったが、猫にしてはあまりにも短足でまるまるし過ぎている。タヌキとも違うようだしな・・と、僕に気づいていないのかにおいを嗅ぎながらまっすぐこちらに向かってくる。よ〜く見るとアナグマじゃんか。写真を撮ってやろうと構えると、殺気を感じたのかハッ!と気づいて側溝の中に逃げ込んでしまった。見かけもそうだがどうもひょうきんなヤツで、側溝の中に逃げ込んで安心したのか金網状の蓋越しに丸見えなのに余裕で何かを物色している。トン!と蓋を蹴ってやると、なにごとか!とびっくりして逃走して行った・・全神経は常に下に向けられているらしい。近所では祖父母の家に遊びに来たであろう幼な子が、きゃあきゃあ言いながらおばあちゃんの草むしりを邪魔していた。
ただそこにいるだけで癒されるような、そんなところだった。

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