2007-02-27

国籍


『父親の認知が出産後だったから・・』たったそれだけの理由で国籍を持つことも許されないなんて、そんなバカな話があるか!地裁の判決は『国籍を与えないことは違憲である』と出たので、これで良い方に向かうのでは?と期待していた。ところが今日の高裁の判決はまったく反対のものだった。愕然とし、深い憤りを感じている。判決の内容も『国籍法上、原告らが日本国籍を取得できるとする規定は存在しない』というまったくのネガティブな信じられないような言い分だ。9人の子供たちはたまたまそういう状況のもとで生まれただけだ。子供たちは親を選ぶことはできず、また生まれてくる環境も選ぶことはできない。子供たちがただその状況で生まれたという理由だけで差別を受けたり、困窮するようなとき、それを助けてやるのが大人であり、社会ではないのか?規定が無いなどという馬鹿げた理由で子供らの未来を踏みにじるような、そんな国が『美しい国』なのか?

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