2007-02-17

手紙


昨年末にヒマラヤのローツェ峰初登頂に挑んでいた友人から無事帰国の報と共にお土産を頂いた。毎回彼がヒマラヤ方面に行くと聞くや図々しくもお土産をリクエストするのだが、こちらは頂いてばかりで何もお返ししたことがない。今回も香辛料と音楽CDありがとね。その彼が帰国前にカトマンズで手紙を80通も出したのに、そのすべてが消滅してしまったそうな。日本ではあり得ない(最近はドブ川に配りきれなかった手紙を捨てる郵便局員もいるが・・)ことだが未だにカトマンズではそんなことが多発してるんだな。僕が滞在していた時もカトマンズの郵便局の裏では手紙から切手を剥がしている輩が居るとの噂をしょっちゅう聞いたもんだ。実際自分がアメリカに帰国していた妻に宛てた手紙もその内の何通かは消え、生き残った一通がなんと一年以上も経って配達されたこともあった。その手紙を受け取った時は僕も妻の実家に居候していた時だったので、自分が出した手紙を一年経って自分で受け取ったことになる。そんな摩訶不思議なことが多発するのがアジアであり、愛してやまない点でもある。

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