2014-01-17

震災19年















阪神・淡路大震災からもう19年だ。あの時はまだ実家に居たが、早朝に横揺れで目が覚めた。震度4の揺れだった。そのまま僕はいつものように朝食を摂り、当時やっていた測量のアルバイトに出かけた。現場は山の中でニュースを聞く機会もなく、昼食を摂るため車に戻ってから初めて大震災のことを知った。その時の衝撃をよく憶えている。

我が家は築40年を越える。耐震基準検査を受けたら間違いなく補強が必要となるだろう。震度6強クラスの地震が来たら我が家は半壊は避けられないと思っているが、全壊には至らないだろうとも思っている。ために寝室には倒れてくるようなものは何も置いていない。備えとしては発電機と常にガソリン20ℓを備蓄している。これは我が家が井戸水のため中電からの給電が失われた時でも水を確保するためだ。ニワトリを飼っていることも備えの一つで、ニワトリ達は粗食でもほぼ毎日卵を産んでくれるし、いざとなればつぶして食料と出来る。畑も同様で一年を通して何らかの食料を確保できる。津波襲来の恐れがないこの地方であれば身の安全さえ確保できれば水と食料は何とか自前で調達できる。その他カセットコンロとガスボンベの備蓄と、住む場所を失った場合の対策として外からアクセスできる場所にテントやシュラフなどのキャンプ道具を収納してある。いずれも実際に災害を経験してみないとその有用性が分からないが、とりあえずやれることはやっておこうと少しずつ準備はしている。しかし仕事場などの出先で災害に遭った場合はなかなか大変なことになりそうだ。やはり震災は当たり前だが来ないに限る。

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