2014-01-16

またひとり去って行った















昨日はねられた男の子は病院を出て自宅に戻っているらしい。怪我の程度のほどは子供達からの又聞きなので定かではないが、骨折をしているようだ。大変な怪我をしたと言うべきか、よくそれだけで済んだと言うべきか、まず命を失わなかったことは幸いだったと思う。

一方、危篤状態に陥っていた妻の叔父が亡くなった。長女の到着まで命は保ったがすでに昏睡状態になっていたという。長女の呼びかけに反応はなかったものの、その声は確かに彼に届いていたはずだ。間もなく彼は息を引き取った。
叔母は15歳の時から常に彼と一緒だったいう。それは50年以上の年月だ。分かっていたこととは言え夫の死に衝撃を受け、いま1人で部屋に籠っている。
ボブおじさんが亡くなったことを娘達に伝えると、長女も次女も悲しんで泣いていた。彼の家でパーティーをすることも多く、特に癌になってからは『賑やかな方がいい』という彼の要望でこの家で行われる回数も増えた。一昨年僕がシアトルを訪れた際もボブの家でパーティーが催され、彼の指導で僕が七面鳥をさばいたことが懐かしく思い出される。
Uncle Bobよ、どうか安らかに。必ず会いに行くよ。

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