2014-01-14

厳寒の中で















朝起きると室内気温は3℃、寒い。すぐにエアコンをかけるが音ばかり威勢がよくてちっとも暖まって来ない。雨戸を少し開けて外を覗くと霜で真っ白になっている。室内で3℃なら外は相当な冷え込みだ。少し後に起きて来た娘達は歯をカチカチ鳴らしながら震えている。
さっさと朝食を済ませ外に出る。ニワトリ達は寒さに強いというが確かにその通りで、氷点下の中でも普段と変わらず動きも軽やかだ。ニワトリ小屋の中の水もJakieの水もガチガチに凍っている。水を換えようとしても外の水道自体が凍り付き蛇口すらひねれない。そんな中でもニワトリ同様Jackieも元気一杯で勢いよく堤防を駆け上がってゆく。表の川の水面からは水蒸気が上がっており、今朝の冷え込みを物語っている。手袋をしていても指先がジンジン痛み身体の芯から冷えてくる感じだ。こんなに厳しい寒さの中でも相変わらずシラサギやアオサギは川の中にすっと立ち獲物を狙っている。そのすぐ側を鵜が小魚を追って派手にバシャバシャと泳いでゆく。寒かろうが無かろうが、僕がここに居ようが居まいが日々変わらぬ風景が流れてゆく・・

妻の叔父が今まさにその人生を終えようとしている。遠くに住む長女が飛行機で到着するまでは、その顔を一目見るまではなんとしても生きると言って、そのついえそうな命を踏みとどまらせているという。なにものでもよいが、願わくば彼の最後の願いを叶えたまえ。慈悲を与えたまえ・・

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