2013-02-05

lock on















中国も悪ふざけが過ぎるね。火遊びだよこれは。
いかなる理由があるにせよ軍事的リスクを伴う行動は厳に慎むべきで、ただでさえ緊張している状態に於いての行為ならばなおさらだ。過去に起きた様々な戦争の多くが些細なことがきっかけで始まり、そして止められなくなってしまったことを皆は知っているはずだ。今回の中国海軍の行いは非難されて当然のことだが、果たしてそれが命令だったのか、独断だったのか、複雑な意図があったのか、偶発だったのか、その辺りをきっちり把握する必要がある。
そして気になったことがある。それは海自の艦艇が今回のようにレーダー照射されロックオンされたとする。当然海自側は敵方からの攻撃に備えねばならないが、こちらから手を出すことはできない。そして本当に敵方が攻撃して来たとき海自は反撃を許されるが、これって『時すでに遅し』じゃないの?敵方のミサイルが発射されて着弾するまでは僅かだろうし、回避行動をとったとしても無傷はあり得ない。敵方の第一波の攻撃で甚大な被害を被れば反撃などできようはずが無い。とすれば殴られるのを歯を食いしばって耐えるようなもんだね。『専守防衛』これは確かに大事なことなんだけど、今の現状に合っていない面もあると思う。
でも何よりもまず、今回のような行動をとらせない外交力が必要だ。軍隊が出て来てドンパチやらかしたんじゃ、その時点で外交の負けだよね。

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