2013-02-20

素行















中国人民解放軍が他国の機関や企業に対してサイバー攻撃を仕掛けていることなど周知の事実だ。それを今さらと言うか今このタイミングで世界に対して、しかもアメリカメディアが大きく取り上げている点に何かの意図を感ぜずにはいられない。アメリカ政府が陸・海・空・宇宙に次ぐ第5の戦場と位置づけているサイバー空間での見えない攻防は年々激しさを増し、特に中国からの攻撃が激烈且つ露骨になって来ているからここらで『釘を刺す』意味合いもあるのだろうが、我慢できなくなって来たというのが本音だろう。
そんな報道に対しての中国政府の反応はいつもと同じで『我々はやっていない。むしろ我々の方が被害者だ』という呆れ果てる常套句。自衛艦に対するレーザー照射事件でも分かる通り中国政府の『やっていない』は『やった』という意味だし、加害者であるにもかかわらず被害者面するのも彼らにとってはごく普通のことなんだろね。
『良いものを真似る』ことは技術の習得に大切なことだが、中国の場合はこれが『真似る』ではなく『パクる』だからたちが悪い。しかもそれを主導しているのが政府や軍ときちゃー黙ってられんわな。
常々中国人民の素行の悪さが世界で話題になるが、何よりもまず国を代表する機関が率先して悪事に手を染め、それを『やってない』と平気で公言しまかり通るような状況で、人民に対して『素行を改めよ』と言ったって聞くヤツはおらんだろうよ。

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