2011-03-17

温度差


福島の原発事故の対応は世界各国様々で、その違いにはお国柄も伺える。
妻の国でもあるアメリカは、政府の反応はさすがに非常事態に慣れた国でもあって大人だと感じさせるが、一方一般市民はというと、アメリカメディア特有とも言える危機感・恐怖感を煽る報道に引き込まれ、奇妙なことだがあちらの方がパニックなんじゃないのか?と思わせるような騒ぎ様だ。幸いにも妻のfamilyは日本の地理をある程度心得ているので、『早くそこから逃げよ!』だの『今すぐに帰国せよ!』などといったことを電話やメールで寄こすことをしないが、妻の友人のもとにはそれぞれの家族から『帰国せよ!』メールが相次いでいるという。それがかえってこちらの不安を煽っているなんて気にもしないでね。それも愛情あってのことだから仕方ないかな。

さて、他国はというと、やはり地震の少ないヨーロッパ各国の反応はヒステリック気味と言えなくもない。確かに原発の状況も悪化しているので早いとこ逃げたに越したことはないが、「なんだかなあ~」と思わなくも無いな・・まあ、早いとこ逃げとけや。

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