2011-03-03

桃寒


桃の花も咲くのをためらうような冷気に包まれた一日、終始北風が吹き付け容赦なく体温を奪ってゆく。昨日と同じ装備で作業を続けるも身体は徐々に冷え、カイロをしていてもあまり効果が無い。陽射しに恵まれていたのが唯一の助けで、もし曇っているような天気だったらこの寒さも一層厳しく感じたことだろう。

そんな寒さの中、娘達とお雛さんの前で桃の節句を祝う。ちらし寿司に甘酒、ひなあられにこんぺいとう、三色団子にひし餅といった娘達の好物ばかりが供されて、今日の主役達は大喜び。口一杯にだんごをほおばって『ふがふが』なんか言っておる。お腹いっぱい食べて、ちょっとシュガーハイ気味だった娘達も風呂に入ったらとたんに眠たくなったようで、早々に寝床にはいるとそのままストンと眠ってしまった。

来年の桃の節句は3人娘で迎えることになる。長らく眠って来たひな人形達もここに来て急に忙しくなりびっくりしていることだろう。シアトルにいる親戚達も妻がひな人形を譲り受けたことについては『やっぱりあなたがもらって正解だった』と喜んでくれているようだ。
まだ当分の間おひなさん達には頑張ってもらわねばね。

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