予想を遥かに上回るような今回の大災害がきっかけだったとしても、原発を造り上げ操業し、その恩恵を受けて来たのは我々人間なのだ。
政府や電力会社は近年『原子力発電はクリーンエネルギーである』と無責任な広告を繰り返し、それをまんまと信じ込む人も多かった。しかし現実はご覧の通りだ。いくら原発の危険性を知っていたとしても、長年に渡ってその電力を享受して来た自分を含む人々もまた今回の事故について厳しく糾弾する資格などは無い。現状ではそんなことは無意味だ。
今はただ、破壊された原子炉が一刻も早く落ち着きを取り戻し、メルトダウンなどの深刻な状況に陥らないのを願うばかりだ。
我々人類が開けてしまったパンドラの箱に、果たして希望は残されているのだろうか・・
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