2009-07-16

番人



妻より無事到着したとの連絡が入った。今回は妻の父親の住むコネチカットを訪れ2週間ほど滞在した後、今度は母親の住むシアトルへ飛ぶという周遊コース。こう書くと『なんで?』と思われるかも知れないが、妻の両親もアメリカに多き例に漏れず離婚して、その後にそれぞれが再婚しているため家族構成を人に説明するのがなかなか難しい。
そんなことは置いといて、コネチカットの気温を聞くと朝晩は肌寒いくらいだと言う。なんと羨ましいことか!ここなんぞ朝の6時に起きて散歩に出ても日差しはすでに厳しく、帰って来るころには汗だくになっていきなりシャワーを浴びねば汗疹が痒くて仕方がないほど。こんな僕のように湿気に弱い身体の人間は乾燥地帯に住んだ方が良さそうに思えるが、ところがどっこい乾燥し過ぎているとこれまた痒くなってどうしようもない。なんともはや、うまくいかないものだ。

娘達と話すと久しぶりのおじいさんの家が楽しくて仕方ないようで、『ブルーベリーをたくさんとったよ!』と昂奮気味。そう、おじいさんの家には大きなブルーベリーとラズベリーのブッシュがあって、驚くほどの収量がある。僕も始めて訪れた時はうれしくてカゴ一杯穫ってはアメリカ風巨大アイスクリームの上にゴロゴロとトッピングして食べてたよな。それを今は娘達がやっているとはね・・なんか不思議な感じがする。
今回は妻の弟さん夫婦(奥さんルーマニア人)も滞在中で、従兄弟のエリックとも一緒に遊べてとても良い機会となっているようだ。ああ、出来ることなら僕も脱出したいが、なんせ畑の番を言いつかっておるのでそれも叶わず、ひとり灼熱の地にてひたすら水をやり、草をむしる夏となりそうだ。

0 件のコメント: