2009-07-07

曇天の七夕


昨夜は90%を超える湿気と無風で、すべてのものがふやけ、ぐにゃぐにゃになり、加えて湿気が増すと途端にひどくなる汗疹のかゆみも相まって居心地の悪さこの上ない。それでも気温があまり上がらなかったおかげでぐっすり眠ることができ、風邪でだるかった身体も幾分回復したように感じる。
朝になり、大あくびをしながら庭を歩いていると、芝生に見覚えのある斑点が・・ピシウム菌だ!やっぱり昨夜のように湿度が異常に高く無風で雨が降ったりすると、てきめん菌が大繁殖し一晩で恐ろしいほどに広がっている。すぐに薬剤を撒かねばならないが出勤の時間が迫り、あとは妻に託すことにした。
黴雨と言うだけあって、植物も人も何もかもさまざまな細菌が関与して病害が発生し、油断ならない状況がしばし続く。思えばピシウムもウドン粉病も汗疹もこの時期特有の病害で、皮膚表面で発生するのも同じだな。


ウルムチはいよいよ危険な状況になって来たな。今までは住民対中国政府という構造で様々な弾圧やら人権侵害やらが行なわれて来たが、今回は明らかに異なり、住民対住民の最悪のシナリオを迎えようとしている。騒ぎがこれ以上先鋭化すれば大惨事になることは間違いない。それもこれも中国政府が長年続けて来た差別政策が生み出したものなのだ。さて、中国政府はこの難しい局面をどう乗り切るつもりなのか?

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