2009-05-24

Globalian


昨日想定していた仕事量の半分も片付けることが出来ず、一日が終了した。草刈りについては妻がわずかな面積を鎌で刈っただけに終わり、広大な面積が次の週末まで残されることとなった。この季節、雨さえ降っていなければ日中必ず何処からか草刈り機のエンジン音が聞こえて来て、潜在的に『ああ、自分も草刈りをしなければ!』というプレッシャーを感じてしまう。別にほっておいても草がじゃんじゃん茂るだけで誰かが迷惑を被るわけでもない。かと言って家の周辺が草でもっさもさだと、やはり体裁が悪いと言うか何より自分の気が晴れない。
先日の葬式の時も近所の顔役に『あんた、えろう堤防をきれいにしとるな』と感心されたほどだ。実は昨年秋から始めた河川敷の草刈りもまだ中途半端で、荒れ放題の残り面積を刈り上げるにはあと丸2日はかかる仕事量がある。ここを一度薙ぎ払えば後から生えて来ても柔らかい新芽ばかりで、刈り払う手間が全然違う。
当座の目標として、まずは家の周辺の草刈りから始め、次に堤防上、さらに河川敷へと移動して制覇する予定だ。こうして気合いを入れて事を成したと言ってもしょせんは一時的なものに過ぎず、あざ笑うかのように草はどんどん伸びてゆく。

こうやって土や草や野菜や花や木々やムシムシコロコロを相手に日々格闘していると、たとえば仕事上のあーだこーだなぞ、つまらぬ刹那の問題に過ぎず、大地にウンコ座りしながら草をむしり、ふと見上げた空に鎮座する竜の巣のごとき積乱雲の偉大さを感ずれば、おのずと自分の立ち位置が見えて来て、Globalianとしてのidentityをさらに確固たるものにしてゆくのだ・・

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