2009-05-17

極私的新インフルエンザ考



終日雨。これで貴重な週末の2日間が雨で潰れてしまった。せねばならぬ庭仕事は山ほどあり、この雨で雑草もじゃんじゃん茂り、確実に次の週末は草刈り作業に追われることになるだろう。芽吹いたさまざまな苗の植え替えもしなくちゃいかんし・・ああ忙しい!でも、キュウリやトマトが小さな小さな実を付け始めたし、ズッキーニの花ももうじき咲きそうだ。いよいよ夏野菜の季節が始まるぞ。

神戸で新インフルエンザの国内感染が確認されて以降、今現在で46人の感染が確認されている。しかしだ、何をそんなに大騒ぎしとるのかね?記者会見に出て来る者は決まってマスク姿で会見し、いやでも見ている者の危機意識を煽っている。確かに、鳥インフルエンザ(H5N1型)のように強毒性のウイルスなら現在の過剰とも言える反応も理解できるが、今回のウイルスは感染力は強いものの毒性は弱く普通のインフルエンザと変わらないと言う。ならばそんなに騒ぐ必要などないだろう。妊婦やぜんそく、慢性心疾患などを患っている人達はリスクが高まるため今の警戒レベルを保った方がいいと思うが、健常者ならば普段通りの心遣いで十分だろう。神戸の例や世界中で起きていることを見ても分かるが、ここまで広がったものを止めることなど出来ないだろう。出来るとすれば時間を稼ぎワクチンを開発すること、それに尽きる。しかし、当のウイルスにタミフル・リレンザが効くというのであれば、弱毒性でもあるし大仰に騒ぎ立てる必要は無いと思う。これはあくまでも個人的意見だが、むしろ今の弱毒性の段階で罹っておいた方が良いのではないか?とさえ思うのだ。なぜなら今流行している新インフルエンザも北半球に於いてはこれから夏を迎え、自然に消滅して行くと予想できる。ただしこれは完全に無くなるのではなく、次の流行期までどこかに潜伏しているだけに過ぎず、怖いのはこれが再び出現する秋以降だと思っている。もしこの時、弱毒性であった新インフルエンザが潜伏中に何らかの変異を起し強毒性を持つようになっていたらとんでもないことになる。その、秋以降に再び流行するであろう新インフルエンザに備える為にも、今現在の弱毒性の段階で一度罹患しおのが体内に免疫を作っておけば、もし再び罹患しても軽い症状で済むだろうし、新インフルエンザウイルスが潜伏中に変異し強毒性になっていても、免疫機能がある程度働いてくれるのでは?という期待があるのだ。

いずれにせよ、そう騒ぎ立てるのは止めたがいいさね。

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