2009-05-12

鎮魂の一年


8万7千人もの死者・行方不明者を出した四川大地震からはや一年が過ぎた。涙涸れ、悲しみは一層深まり、生活苦がさらに被災者を苦しめている現状は悲惨極まり無い。学校の多くが倒壊し、我が子を失った親達の校舎の手抜き工事を糾弾する訴えも、中国政府の見解では『手抜き工事は見られなかった』のひと言でもみ消され、これ以上騒ぎ立てるなという圧力が日増しに強まっているという。多くの犠牲者を出しても尚事実を認めようとはせず、メンツばかりを重んじるその体質は救いがたいものだ。これではいつの日か同じことを繰り返すことになるが、そうなったとしても中国政府は同じ回答をするだけだろう。中国に於いて人民はあくまでも人民であり続けることを求められ、それへの反抗はいっさい認めない、
じゃあ、子供達の死はなんだったんだろう?親達の無念がひしひしと伝わって来る。

多くの失われた命に、合掌

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