2009-05-14

罪深き身


昨日、今日は肌寒いほどの気温になっているが、その前の30℃を越す暑さのときはヤブ蚊が一気に発生して、さっそく何カ所も刺されてしまった。植物の大いなる成長に伴いあらゆる虫達もその活動を活発化させ、ムカデに続きヤスデの幼生が屋内に侵入し始め、畑ではカボチャ・キュウリなど瓜類の天敵であるウリハムシが登場し、すでにカボチャの苗を何本か丸裸にされてしまった。こやつらは逃げ足早くなかなか捕殺できないので、今シーズンも電撃ラケットを引っ張り出してブンブン振り回す予定。さらに目をブロッコリーに移すと、至る所にモンシロチョウの幼虫が張り付き、むしゃむしゃと遠慮なく葉っぱを食荒らしている。これが不思議なことに毎日何十匹と捕まえているのに次の日には同じ数だけ戻って来ているのだ。そんなはずは無い!とがんばっているが、本当に捕っても捕っても湧いて来て切りがない。これこそ薬品を使えば殲滅できるが、マメに手で捕って駆除すれば済む問題なので地道な道を選ぶ。
さて、その捕まえたアオムシをどう処分するかだが、ただ踏みつぶすには数が多過ぎて気色悪い。なので表の川に撒き餌のようにばらまいてやることにして夕まずめ時に試してみると、さっそく魚達が集まって来て平らげてくれたようだ。

日々数々の殺生を繰り返し罪深い身ではあるが、これも畑をやる上では避けて通れぬ道なのさ。南無

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