2009-05-05

消火弾投下!


妻が子供達を連れて元勤めていた英会話学校の同僚達と川原でバーベキュー大会をすると言うので、僕はそれには参加せず再び土岐を目指す。一昨日の陶器祭り初日に行った際は親父殿が体調不良で欠席したので、今回試しに声を掛けてみると『わしも行きたい』という。親父殿は陶器祭りのたぐいには一度も行ったことが無いそうで、ずっと土岐の陶器祭りには行きたかったらしい。そこで我が家で待ち合わせをして、ロードスターにて会場に向け出発した。親父と2人してロードスターに乗るなんて奇妙この上ない。
土岐近くまで順調に来ると雨が降り出して来た。夕方までは持つと思っていたのに『さすがはオレだな・・』と自分の雨男ぶりに呆れ、ただ天を仰ぐなり。
会場の人出は雨の影響で少なめだが、それでもまだまだ人は多い。今回は自分が本当に気に入ったものだけを買おうとしたが、各出店を回っているうちにいつの間にか23点になっていた。これで一昨日の分と合わせると80点ほどになりどえらい数になってしまった。
最後に寄った店では皿などを購入すると消火弾なるものが付いて来て、聞けば使用期限が過ぎたから陶器を買ってくれた皆に配っているそうだ。
家に帰りこの消火弾なるものを見てみると、なんと!使用期限は昭和60年となっていた・・って、もはやアンティークやんか!そのコワもての顔立ちを眺めながら今回の陶器祭りを振り返ると、良いものをたくさん安価に手に入れることができて大満足だった。総計80点にも及ぶ器類に投じた費用はおそらく3万円にも満たないだろう。陶器市の楽しみは、例えば一個百円・二百円と書かれたカゴの中からハンパもん、訳アリもんとしてガラクタと一緒くたにされた『光る器』を救助することで、煤と埃にまみれたそれらを購入し家で洗った時のその器の輝きは、えも言われぬ喜びをもたらしてくれる。まあ、中にはヒビが入ってたりもするがそれも愛嬌すべて良し。

久しぶりの雨。恵みの雨。

0 件のコメント: