2009-05-02

脚立の人


まだまだ続くペンキ塗り。

午前中に恒例の買物を済ませ、午後は昨日粗塗りをした壁面の2度目の塗装を開始する。昨日は辺りがすっかり暗くなった7時半頃まで作業していたので、さてはてどんな案配か朝起きて壁面を見るのが怖かったが、これが意外とうまく塗れておりひと安心。しかし、そうそう安心してもいられない。今日はその粗塗り面をきれいに仕上げて行かなければならないのだ。まずは脚立に乗り壁面上段を攻めてゆく。トタン板の形状に突起があるため、この部分の塗装がなかなか難しく手間がかかる。特にハケむらを出さずに塗装することは至難の業だ。自分でやってみて始めて塗装職人達の技能の高さを思い知らされる。
あちこちにペンキをぽたぽた落としながらなんとか上段を片付け下段にかかるが、ここで残りの塗料が厳しくなって来た。そこでできる限りペンキを水で薄め、ペンキの無駄遣いを徹底的に無くしケチケチと塗り進めてゆく。2〜3時間もあれば塗れてしまうと思っていたら、5時のチャイムが鳴り陽もだいぶ傾いて来た。ペンキは徐々に目減りしてゆくし、辺りもだんだんと暗くなってゆくなか気持ちだけが空回りして手元を狂わす。それでも何とか残りのペンキですべてを塗り終えることができ感無量。ギリギリセーフだった。

壁から離れて全体を見渡す。確かに他の壁面と色は違うがなかなか良いように見える。ハケむらもよほど近くに寄らない限り目立たないレベルだ。こんな大掛かりな塗装は始めてしたが、自分が思っていたよりはうまくできたと思う。
今回の件ではいろいろと勉強もし、苦い経験もした。でもそれがあったからこそ次回への備えもできているし、塗装に関してのそれなりの自信を得ることもできた。

失敗してもええから何でもやってみるべし、さすれば次の道が見えて来る。

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