2009-04-01

新年度に思う


4月1日、新年度の始まりだ。
各所で入社式が行われ、辞令交付などといったまったく理解できぬ一種のセレモニーを経て、それぞれの持ち場へと散ってゆく。この時期には会社組織の刷新も行なわれ、決まって新体制へ移行するだのという話も出て来るが、そんなことはどうでもいいのだ。今までの例からすると毎年のようにそんな話は出て来るが、大きな改善に至った例はほとんど無い。こういうことは会社によっても大きく違うのだろうが、ある程度の組織となって来ると小回りが利かなくなり、スローガンだけは高らかに掲げるもののうやむやになるか、かえって悪い状況を招く恐れがある。

そして毎年この時期は『自分はこれでいいのだろうか?』という自問の季節でもある。『これではいけない』という思いは常にあり、自分なりに危機意識持っているつもりでは居るが、『じゃあ、どんな自分ならいいんだ?』と問うてもなかなか答えは見つからず、そのイメージさえ掴めない。独り身の時は様々なことにチャレンジし、世界のどこへでも気軽に出かけることで何かしらのヒントを見つけられて来たが、娘が二人になり、住宅を購入し、住宅ローンを組んだ時点で大きな枷をはめられたかのような物を守る立場となり、自然と保守的になってしまっている自分に気づかざるを得ない。それらの影響から来る停滞感が『気の病』を生み僕を悶々とさせてはいるが、それも自分の考え方を変えることでなんとでもなりそうだ・・と最近になって思うようになっている。じゃあどう変えればいいのか?これは難しい。ただ、今までと同じような考え方をしていたんじゃダメなんだということはよく分かる。まずはそう心掛けることから始めるが、さて、どんな結果を生むだろうね。

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