2009-04-12

葉桜のころ


ここのところの初夏を思わせる陽気で一気に桜の花も散り始め、今日が花見の最後のチャンスとばかり近所の桜並木まで足を伸ばす。毎年花見に出かける所は堤防の桜並木を望める神社の境内と決まっていて、そこのソメイヨシノの下にシートを広げ、たまたま遊びに来ていた親父殿も参加して皆でにぎやかに弁当を食べる。
肝心の桜は盛りを過ぎて葉桜のころ。しかし僕は満開の桜より葉桜の方が好きだし、弁当に散り入る花びらもまた風流なもの。そしてこの場から眺める堤防の桜並木の織りなす様は息を呑む美しさだ。
弁当を食べながら風を感じふと視線を遠くに移す、するとまるで雪が降るかのようにサーッと一斉に花びらが散ってゆく・・心揺さぶられる光景だ。


花見を終えたあとはひたすら畑の人となり、せっせせっせとあれやこれやを片付ける。なぜか親父殿が『庭に植えよ』と買って来た『皇帝ダリヤ』を植え付け、妻の育てたレタス苗用の畝を拵え、堅くなってしまったネギを引き抜いてキュウリ植え付けのための下準備をしたりと、どんだけでもやることがあり忙しいのなんのって。そうそう、今夏はカボチャ大作戦を敢行する予定で、堤防や河川敷をカボチャだらけにしてやろうという魂胆なのだ。妻はすでにお化けカボチャの種を植えおわり発芽を待つのみ、そこで思い出したのが昨年PANALI氏より頂いた『謎カボチャ』から取り出しとっておいた種。これを河川敷の柳の木に上らせてやろうと取りあえず10ポット分仕込み完了。この『謎カボチャ』かなりの増殖率と聞き及んでいるので、これならば河川敷を荒らすススキや葛に対抗できるかも?と、大いに期待するなり。しかしかえって制御不能に陥ったりして・・

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