2008-10-19

メダカ泳ぐ川


素晴らしい青空のもと、相変わらずどこへも出かけず畑の手入れやら、草取りやら、その他諸々の庭仕事を『手伝いたい!』と志願した上の子と一緒にひとつひとつこなしてゆく。最近上の子は虫取りに凝っているようで、僕が作業している手元から飛び出して来たバッタやコオロギ、ダンゴムシやミミズはたまたカエルまでもを捕まえては虫かごに入れて妻に見せに行く。虫嫌いの妻は『ギャー!』と騒いでいるが『これも通らねばならぬ道なのだよ』と澄まして言ってやると、噛み付かれたのは言うまでもない。
2週間ほど前に我が家の前にある川のススキや葛の生い茂った河川敷を切り開き、川面が間近に見える位置まで行けるようにしておいたが、今日上の子を連れて川の様子を見に行くと水深浅く、上流から流れて来たホテイアオイが繁殖しているその陰でメダカの群れを見ることができたのだ!最近まで水質の悪いことで知られたこの川でよもやメダカを見れようとは思いもせず、思わず昂奮して上の子に『あそこに魚がいるのが見えるかい?』なんて言ったら、『どこ?どこ?どこなの?』とキョロキョロしながら一所懸命探していたな。確かにこの川でオイカワやハヤを見るようにもなっていたので水質的にはずいぶん良くなっているのだろう。メダカなんて子供の頃にはどこにでもいて、さんざ捕まえて来たがこうやって川で泳いでいる姿を見るのは久しぶりだ。このまま水質が改善されてゆけばいずれ鮎も遡上して来るんじゃないかな。そうなるとほんと素敵だよね。

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