2008-10-06

挨拶しない子供たち


小雨の降る中、いつもより少し遅めのJackieの散歩に出ると向こうから小学生のグループが歩いて来た。『そうか、今頃が登校する時間なんだ・・』と、そのままグループの方へ向かいすれ違う時に『おはよ』と声を掛けたが、こちらが小声だったせいか?はたまた子供達が傘をさしていてうつむき加減に歩いていたから気づかれなかったのか?それとも子供好きなJackieが誰彼構わず喜んで飛びつきに行ったから返事がなかったのか?ただ単に挨拶しなかったのか?いずれにせよ5〜6人いたのに誰1人として挨拶を返さなかった。いつもなら『こら!挨拶せんか!』と厳しく叱るのだが、なぜか今朝はそんな気にはならず黙って通り過ぎてしまった・・このことを今は非常に悔いていて、こんなもの申さぬ大人が更にもの申さぬ子供らを増殖させているのだと深く反省している次第。家に帰ってから妻にそのことを話すと『知らない人に声を掛けられても返事をしたらいかん!と学校で教わってるからじゃないの?』と、こともなげに答えていたな・・。確かにそれもあるかも知れん。
ただ、今朝の小学生グループはウチの近所の子供達だったはずで、それが叱り飛ばすのを控えた原因の1つでもあるが、その子供達の親や祖父母達もどちらかというとこちらが挨拶しても気持ちよく挨拶を返さぬ者らなので、親の影響が子供達にも少なからずあるのだろうな、と思ってしまう。そのグループにウチの子らも数年後には入ることになるだろう。そのとき自分だけでも必ず挨拶をするように、と教えてゆこうと思う。当然のことだが、その当然のことを勇気を持って行なうことが一番難しく、そんな些細な勇気さえも出せない人(精神的に病んでいる人は除く)で巷は溢れているのだ。

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