2008-02-01

アメリカ偏重


ここ数日は毒餃子事件が他の報道を席巻しているが、そんな中でもなおアメリカの動向に関することには大きく時間を割き、国際ニュースの大半が費やされてしまっている。サブプライム、大統領選挙、原油先物価格、FRB、公定歩合、景気の行方、などなど確かに重要項目めじろ押しで、どれもこれもが密接に日本と関わりがあるため詳しく報道するのもやむを得ないと思うものの、まるで世界はアメリカを中心に回っているかのような様相だ。現実的にもアメリカの挙動一つ一つが世界に与える影響は大きいが、日本において言えばまるでアメリカそのものが日本の中央政府がごとき偏重ぶりで、まったく『国のかたち』が見えて来ないのだ。要するに何をするにもアメリカ次第と言わんばかりか、かえってそれを吹聴するていたらくにてまったくもって情けない。はなっから他力本願しか無いという考えでは、伸びるものも伸びず、挑戦する気力さえ萎えてしまうだろう。
そんなことを偉そうに言う自分だが、我が家のアメリカ偏重ぶりは甚だしく、まさに中央政府がごとき状態だ。

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