2008-02-16

家庭と仕事


今週末もきっちり土日と休んでいるが、納期も間近に迫り残された仕事量も未だ膨大で絶望的な状況を考えると、何となく後ろめたさを感じるのも仕方のないことなのかも知れない。特に現行の仕事に関しては自分が責任者ということになっているため余計そう感じるのだ。じゃあ、土日も出勤し、がむしゃらに取り組めばいいのだろうか?日本においては『そうあるべきだ』という考えが雇用側も雇用される側もインプットされたように当然と捉える風潮にあるが、僕はそうは思わない。日々遅くまで残業し、それだけですでに家族には申し訳ないと思っている。その上休日までもとなると『じゃあ、一体自分は何の為に家族を持ったのだ?』ということになる。今がかわいい盛りの子供達は日々成長し、時間はあっという間に過ぎ去ってゆく。毎日もっと一緒にいる時間を、本を読んであげれるような時間をもちたいと思っているが、それがあるのは週末だけだ。家族を犠牲にし仕事に打ち込めばそれなりの成果を生むことは分かっている。でも仕事上の成果と自分の生き方としての成果とはまったく別ものなのだ。休日昼夜関係なく家族も顧みず、ひたすら仕事に打ち込む人を『よく働く人間だ、仕事ができる人だ』と思うなら、そう思えばいいさ。ただ自分が目指す姿はそうじゃないということを僕は知っているんだ。

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