2007-01-31

好み


上の子は本が大好きだ。
赤子の頃から妻が読み聞かせをしてきたからかもしれないが、時間があると本を読んでくれと持ってくる。英語、日本語の本を合わせるとなんと百冊ちかくもある。もちろん成長するにつれ好みも変わってくるので、手にする回数が多い本は大体30冊程度の中に絞られてくるが、その好みというのが面白い。ある本が気に入ると繰り返して読むわけではないが日に何度も読んでくれと持ってくる。それが数日続いたかと思うと突然好みが代わり、その本を手にしなくなる。そうかと思うと何ヶ月後に再びその本を手にするようになる。まったくのランダムで決まり事などいっさい無いようなのがかえって興味深い。
食べ物に関してもそうだ。それまで好物だったはずのものをある日を境に食べなくなる。始めは体調が悪いのか?などと心配したりもしたが単なる気まぐれなのだろう。よく『食べ物の好みは大人になるにつれ変わる』と聞くが、毎日劇的に成長している幼児にとっては変化のターンもその成長に合わせ驚く程短いようだ。

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