2007-01-25

機械的誘惑


さまざまな機械がうごめく現場で作業をしていると、それらの動きが気になって仕方がない。単純なリズムでガチャコンガチャコン、ドッカンバッタンという動作を繰り返しているだけなのだが、その仕事量は絶大なものだ。作業の工程も当然のことながら機械がこなす仕事量を元にして立てられる。だが、この時点からすでに人の持つ本来のリズムからはずれ、機械の持つサイクルの中へ人が組込まれてゆくという現象が生まれつつあるのだと思う。人が立てた計画なのに機械の性能に合わせて人が動き、振り回される。徐々に無理が人にかかるようになり、計画を立てた当の人が逆に機械に潰されてしまう・・
便利さや効率の良さだけを追い求めて突っ走っている昨今、その先には何があるのだろうか?
便利さを極めるということはいったい何を意味するのか?

0 件のコメント: